でっきるかな~でっきるかな?

前記事で取り上げた頂き物のリコーXRレンズ135mmf2.8という事で使わないのも
もったいない。しかし中玉、それと後玉の内側カビさんが沢山住んでらっしゃる・・・・。
 
ええ~い、こうなりゃ分解掃除だ!因みに当局の分解掃除成功率は10パーセント以下
こういう時はネット頼み。
 
するとどうでしょう「リコーXRレンズの分解方法かくにん!よかった」と思わずノート
書き留めたくなるようなサイトが。それを参考に分解開始!
 
まずは前玉の前のフード部分を外す・・・ってこんなネジ外したら後で付けられるのか?
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一抹の不安どころか山盛りの不安を抱えつつ3ヶ所のイモネジを外す。するとフード部が抜ける。
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次は前玉と中玉部分(一体モノ)を外す。ねじ込まれているのですが結構堅い。でも外す。
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中玉、凄いカビ無水アルコール無慈悲な攻撃を加えてみる。拭くべし!拭くべし!この作業は
簡単であっという間にピカピカレンズに変身!よっしゃ~ だけど後玉のカビは??綿棒を使って
中玉を取り外した側から拭いてみるが全然落ちる気配なし
 
しばし悩む。というのも参考にしたサイトには上記の所までの分解しか載っていない。折角中玉が
綺麗になっても後玉がカビカビでは・・。よし、分解しよう。(やめておけアラームが脳内で鳴りだす)
 
とりあえずマウント部分のネジ4本を外し、少しだけ後玉に接近。どうやら後玉は円筒状の部品
留められており、この円筒状の部品を回して抜けばポロッと後玉が取れるハズ。しかしこれを
外すには薄くて丈夫な金属が必要だけど・・・・。そこで錆びて放置してある出刃包丁を使う事にして
(良い子はマネしちゃダメよ)くるくる回して取り外すし後玉が露出分解成功!
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さ~後はこの後玉を磨くだけ。これがもう少々の力じゃ全然ダメ全力で磨き倒して・・・・
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どうにか綺麗になりました。流石にカビを全部除去は出来ませんでしたが・・・・。で、組み上げ。
危惧していた通りフード部分のネジが中々上手く入らない。というか小さくてネジの頭が全然
見えない。LEDライトで照らしてマイナスの向きを確認、めちゃくちゃ苦労して何とか締付成功
最初の状態からは見違えるほど良くなりました。
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早速撮影・・・・でも望遠レンズだけに外で使わなきゃ真価は発揮出来ないなぁ。撮るものに困り
とりあえず使った機材などをパシャ。
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これで使えるレンズが増えました。さて何を撮影しに行こうかな~