SONY ICF-5800
各社から発売されたBCLラジオの中で一番売れたんじゃないかと言われている機種。受信出来る短波帯が
それまでのBCLラジオに比べて大幅に増えて殆どの短波放送局をカバー。更にはアマチュア無線のSSBを
受信出来るBFO回路も付いており、放送局以外の受信も楽しめるように。
ラジオを操るうえで必要な操作の殆どが前面パネルのスイッチで可能というのも今までのラジオと違う所です。
それは良く言えば高価な通信型受信機と同じ様な操作感。もちろん随分と内容は違いますが置いた状態で
前面パネルだけでラジオ受信操作が出来るというのが何となく高級感を醸し出しておりました。
アンテナは上面にあるボタンを押すとスカイセンサーの名に恥じない立派なアンテナが飛び出てきます。
左側面には各種端子が有ります。ボディは革調に装飾されてますね。正面パネルのメッキとの組み合わせが
良い感じです。
背面には外部アンテナ端子が付きます。その下には受信範囲とかがモールドされています。短波帯ですが
3.9~28MHz受信可能でSW1~3に分けられています。
右側面には60分タイマースイッチとイヤホンポケット。タイマーのカウンターは正面パネル側で確認。
シングルスーパーのBCLラジオ、この後に出てくる周波数直読ラジオの様な高性能は望めませんが
このラジオを使って多くの子供が海外放送受信を楽しんだハズ。当局もその一人ですが(笑)
最終的にICF-2001になったのですが・・・子供の頃に使った5800が忘れられず、当時買ったばかりの