SONY ICF-5600

SONYのラジオ、スカイセンサーシリーズはデザイン性に富み多様な機種展開をしていたと思うのですが
その中でも大好きなのがこのICF-5600です。
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受信出来る周波数帯はFMが76~90MHz、MWが530~1605kHz、SWが3.9~12MHzとなっており
BCLラジオとしては物足りない感じがします。しかしラジオとしては機能が盛り沢山。ラウドネスや高低音の
独立調整、押すと暫くの間点灯するライト、微妙なチューニングが可能なダイアルダイアルロック。それに
タイマーも付きます。もちろんBCLに欠かせないシグナルメーターと電池残量計も。
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チューニングダイアルですが本体正面のダイアルに連動して側面には早回し用のクイックダイアルも。
このチューニングダイアルの構成は他のスカイセンサーでは見られない独特のモノです。
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アンテナは側面のレバーを回せばポップアップするタイプ。BCLラジオらしい太いアンテナが出てきます。
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またアンテナ収納部側面には各種端子が有ります。過剰装備と思えるほどですが(笑)
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裏面には外部アンテナ端子も装備。それとNSB受信用と思われるクリスタル端子も。電池は底面に単二4本を
入れる様になっております。
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このラジオにはNULLインジゲーターが装備されております。FM受信時にベストな入感ポイントを示すもの。
ベストなFM入感を得るために上下の△マークが点灯しどちらにダイアルを回せば良いのか教えてくれます。
昔のフルサイズのステレオのFMチューナーに良く装備されていましたが、こういったポータブルラジオには
この機種以外に装備された例を知りません。当局が知らないだけかもしれませんが・・・・。
(写真の状態はライト点灯モード、FM受信時のNULLインジゲーター機能状態とは違います)
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上部にもスイッチが一杯!この様なスイッチが沢山有る機械を操作する事が当時の若者には喜びだったと
思います。スカイセンサーといえば5800&5900辺りが有名ですが、この5600は個性的な機種で結構
お気に入りです。
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音も中々良い感じで出ます。この点に関しては今どきの薄っぺらなラジオより確実に勝ってますね(笑)