とあるCBerの休日(1)

本日は休日となりましたので何処かに移動して無線運用などやろうかと企む。
 
とりあえず行先は三重県青山高原とし、カバンにICB-707&87R 52AといったCB機、R20Dが2機、4088で
特小3機、デジタル簡易のIC-DPR5などを装備。富士山RPTを狙いながら他の2エリアRPTをワッチ、更には
単信でもDXを狙い、尚且つデジタルでもサービスするつもり。
 
で、出発したのが午前11時前。しかし京都市内、結構他府県ナンバーで混雑しており・・・よくよく考えたら世間は
3連休だから行楽で混んでいる様子。これは下手に青山高原に行ったら帰路渋滞に突入だよな~と。あっさりと
青山高原移動は中止、六甲山にでも行くかとナビで高速の状況を確認すると既に大渋滞である。
 
車での移動&無線運用は止めた方が良さそうだと判断して帰宅。自転車に乗り換えて市内観光へとチェンジ。
一応それでもRJ-410&R20Dだけは装備して自宅を出たのが正午前。京都市の南の方から北へと走り出して
先ず向かったのが学生時代に良く夕ご飯を食べた喫茶店右京区太秦に有るのだが、まだ営業しているかな?
なんて思いながら行ってみると営業中でした。しかも20年以上前と同じ名前の定食が同じ価格で。久しぶりに
行ったのですがマスターと奥さんは覚えていてくれました(笑)
 
さてそこから北東へ進んで福王子の交差点から「きぬかけの道」という道路を進んで仁和寺へ。ここは何かと
料金が嵩む寺というイメージが有るのでスルー。
イメージ 1
向かったのは龍安寺。駐輪場に自転車を置いて・・・。拝観料を払ったら境内へ。多くの観光客が来てますが
一人で来ているのは当局ぐらい(笑)
 
ここはもちろん石庭が有名です。
実は学生時代にこの龍安寺でバイトをしておりました。夜間警備、といってもこの石庭の直ぐ傍にある夜警室に
午後9時~翌朝6時くらいまで居るだけ。ただ夜10時、11時、12時に懐中電灯を手にして境内を一周。それで
各所に置いてある鍵を使って持たされている時計に突っ込んで回す?(ちゃんと回りました、という証拠)そんな
バイトでして、先輩と二人一組で宿泊するのですがズルい先輩は「おい、お前一人でバイト行ってやってこい!」
と言い出すわけで、夜の寺の境内を一人でウロウロ。懐中電灯を両手に持って納骨堂やら弁天島回り。
イメージ 4
池の周りなんかを歩いている時なんかに水が跳ねる音とかするとですね~全身の毛穴が開くというか・・・・。
でも良い事も有りました。だって一般の方が見れる石庭って昼間だけですが、夜間警備担当だから夜の石庭
それも満月の夜に一人で石庭を心行くまで楽しむなんて事が許される訳です。贅沢でしょ?
イメージ 5
石庭以外にも苔むす庭を見ながら涼んだりしました。丁度良い気温で少しだけ風も有り大変過し易かったです。
イメージ 6
とにかく龍安寺はバイトの縁も有るけど大好きな寺。拝観料500円は安い!と思ってます。銭型の「つくばい」は
畏れ多くも先の副将軍、水戸光圀公が寄進したとか。見えにくいけど「吾唯足知」と読めるそうです。真ん中の口を
合わせて読むのがポイント。因みに意味は「ワレ、タダ、タルヲシル」だそうで物欲まみれの当局には大変耳が痛い。
イメージ 2
鏡容池を見れば亀が甲羅干しをしていたりして・・・。
イメージ 3
久しぶりの龍安寺を堪能した後は更に北東へ向かい、誰もが知るあの寺へと向かうのであった。