サイエンテックス SR-01

平成34年のスプリアス規制に適合した新型市民無線機。2016年に突然発表が
有って驚きながらも発注したのですが9月の最終日に手元にやってきました。

500mW8chのポータブル機、ハムフェアとかで実機に触れた方も多いかと
思いますが当局は初めて。まず思ったのが本体、そしてアンテナが長い!
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例えばICB-790と比較。色合いが何となく似てるかな?と思いましたが並べると
全然違いますね。
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RJ-580ならこんな感じ。
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ICB-R5と比べても・・・高さが有って幅が狭い。あまり今迄のCB機には無い
サイズです。本体の大きさ、高さは275mmになります。
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RJ-570ではどうだ?ちなみみ重さは570と似たようなもの。
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と、適当にポータブル機と比べてみましたが背高さんですよね~更にアンテナが
長い本体より飛び出ていて独特の雰囲気です。また短いけど脚が出る構造。
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反対側側面でアンテナを見ると角度可変式。ノブを回して固定、又は固定解除。
これはありがたい装備ですよね。
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アンテナ付け根部分。この黒い部分がローディングコイル、85mmの長さで
アンテナの金属部分の全長が1880mm、合わせて1965mm。
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スピーカーは天板部分に。何故この場所なのか不明なのですがポータブル機で
よくやる車の屋根置き運用時に聞き取り難いのでは?と懸念。
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電池BOXは逆に普通スピーカーが有る場所に単三6本入れて使います。蓋は
付属のネジを手で絞め込んで・・・・。なおエネループ等を6本でも動作可能。
購入時にはモニター用にアルカリ乾電池6本が付きます。

アルカリ乾電池での運用ですが送信と受信がそれぞれ約1分ちょいといった
QSOを連続して行うと1時間15分で電池切れに。長時間運用を行う時には
単三6本では心もとないので外部電源必修になりますね。
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マイクを繋いで電源ON!既存のCB機には無い受信フィルター選択、ATTや
RITまで実装されています。これらの装備、実際の運用での有効性が高いと
嬉しい反面、既存機から微かに聞こえる相手局を神業で聞き取る技能?が
衰えそうですが(笑)ch表示も大型LEDで判り易くSメーターも大型なので
確認が容易です。なお変調度合だけでなく電池残量も表示可能。
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暗い所であればこんな感じ、TX時には赤色LEDが光ります。
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操作パネルの反対側には銘板が有ります。当局のSR-01は69号機。外部SPや
外部電源端子も装備。動作範囲は6~15Vとなります。なお購入者には専用の
外部電源端子が付いてきますのでお好みで電源を用意して接続可能。
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しっかりとした説明書も付いてきます。
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販売価格が税込み138,000円と知る限り既存CB機の中で最高価格ですが大手の
家電メーカーでは無い所が制作した訳ですから納得出来る価格かと思います。
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さてこのSR-01ですが付属のマイクを掛けるフックが付いてない。ただネジ穴が
ついている。左右に有るので本来であればベルト固定用の金具用では?
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でもこのネジ穴2か所の間隔がアレにそっくり。そう、RJ-580用のマイクフック。
ただそのまま取り付けると本体に付くネジ頭に干渉するので自転車の虫ゴムを
短く切ってスペーサー代わりに。
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大丈夫かいな?と思いながらも固定完了!
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これでマイクがブラブラする事は無くなりました。まぁ見た目はイマイチですが。
マイクはダイナミックタイプ、変調は相手局に対しクリアで聞き取りやすいと
レポートを頂いております。
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出来たら持ち運び用のベルトを通せる金具とかマイクフックがOPでも有れば
嬉しいですよね。お値段は高いCB無線機ですが性能的には大満足。買って
良かったと思っています。実際の野外運用での感想は自身が愛用している
ICB-R5のHST仕様と同等の性能。よく飛んでそこそこ受信出来るCB機に
仕上がってますので、外部電源さえ良いモノが見つかればこれ一台で運用を
楽しめる事請け合いです。
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