日立 CH-500

日立の最上級CB機はCH-580ですが、それ以前ではこのCH-500が最上機種。但しコイツは2ch機です。
500mW機の大型ハンディ。変わったデザインですがその外観にも負けないのがch構成。何と実装されるchは
1と8ch、26.968と27.144MHzの2波。多分こんなch構成になっているCB機はコイツだけ。
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厚手のゴムパッドに覆われたスピーカーの下にはメーターが。信号強度&電池残量を見ることが出来ますが
変調強度は見れません。その下の4個のツマミ、右上がチャンネル、左上がスケルチ、右下が電源とスタンバイ
左下がボリュームとなっております。いやはや奇抜なデザインですよね~
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そのツマミの下はやはりゴムパッドで覆われたマイク、それから各種端子カバーとなっております。ちなみに
このゴムですが大変やわらかいです。フニャフニャな手触り。
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本体正面からみて左側にはPTT、それはそうとこの厚み!何故こんなデザインなのか?
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反対側側面にはアンテナ、本体に内臓せず(これだけ分厚い本体だから内臓出来るハズだけど)外に付いて
おります。で、このアンテナの取り付け位置ですが本体を左手で持った時にアンテナに指が当たらない様に
計算されています。もし指が当たってもアンテナに巻いてあるジャバラの部品が直接アンテナに触れるのを
防いでくれます。あえて厚みの有るデザインにしたのは持つ人の手がアンテナに極力近づかない様に設計?
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実は電池BOXも面白い。電池の入れ方が変わっているのですがそんな事よりも電池BOXカバーの右上が
切り抜かれてシルバーの金属製銘板の裏側が見えているのですが・・・・・
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実はこの様にマイナス接点が出ていて電池BOXカバーの銘板金属部分に接続される構造。つまりはこの
厚みのある無線機を汗ばんだ手でガッチリ持てば金属銘板部分からアースされるという事。そして前述の
出来る限り手から離れた場所に設置したアンテナから余すことなく500mWを送信出来る構造か??
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色々なCB機を見てきましたが、こんな面白い機種は他に無いのでは?と思っております。あ、日立のお約束
馬鹿ウルサイ音量のスタンバイも付いてますよ(笑)写真撮るのを忘れてますがベルトクリップも付いており
これがちゃんとスライドしてベルトの厚さに合わせられる構造。だけど誰がこんな馬鹿デカイCBハンディ機を
腰に吊るすのか謎ですが・・・。
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