CF-5950

愛媛県に先月帰省していたのですが、ローカル局の「えひめK94局」より写真のラジオを預かってきました。
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ご存じCF-5950、SONYのアナログBCLラジオでは最大級の大きさ。ICF-5900というラジオにカセットを
付けただけ、という事ではなく色々と改良されている様です。あ、腕時計は確かコイツのカタログだか何だかに
巻きつけられていたような気がして付けてみました。
 
預かったコイツに電池を入れて受信してみたのですが、流石に性能劣化していて短波帯の感度が悪い。だけど
何とか周波数直読可能。最初はクリスタルマーカーが今一つ作動不良でしたが、段々復帰。もちろん感度が
落ちている、または発信が弱い?その両方が原因かもしれませんが、とにかくマーカー作動時のメーターの
振れが弱い。
 
SW1とSW2はまだマシですが、SW3となると少ししか振れないのでダイアル校正が難しいのですがそれでも
ピッタリと合わせることが可能でした。う~む、やるな!SONY(笑)それとAM放送/FM放送に関しては概ね
指針数値と合っており(感度劣化は有りそうですが短波帯より状態は悪くない)実用性能は維持。
 
カセットは動かないのでテスト不可。ベルトかモーターか・・・・・。ヘッドの汚れも有ります。ま、当たり前ですね。
古いんだもの。
 
発売当時の新品を触ったことが無いのですが、修理調整した完動品で一度遊んでみたいな~と思わせるだけの
魅力が有るラジオですね。これ。もっともこの当時のBCLラジオってどれでも魅力が有るんですがね(笑)