2008年1月17日開催「非常時には1chをワッチしよう!」に参加。

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今日は阪神大震災が起きた日。
沢山の方が亡くなられたり怪我を負ったり家族・友人・財産を失ったり・・・。
この地震が起きるまでは関西では大きい地震なんて来ない!と思ってました。
起きるとしても和歌山県沖じゃないの?と。

当局は京都市内在住の為、震災による被害というのは有りませんでしたが
無線を通じて知り合った神戸方面の方には色々な被害が有り、話を聞くだけでも
恐ろしく感じます。

さて、その震災の被害を受けた方の一人「こうべAA140局」が始めた運動が
「非常時には1chをワッチしよう!」ですが、普段我々が使っている無線機の
特定小電力トランシーバーを災害時の迅速な連絡に役立てよう、という趣旨。

普段は六甲山などの見晴らしの良い場所から出来るだけ遠方に電波を飛ばそうと
頑張っているのですが、逆にこの特定小電力トランシーバー(特小)を街中で
使用すると電波到達距離が1km以内、下手をすれば200mも飛ばないので
もし被災した建物の中から救助を求める場合は飛ばないからこそ場所の特定が
やりやすいし、また地域限定で互いの連絡を迅速に行う事が可能。

そもそも災害直後に一番頼りになるのは警察でも自衛隊でもなくご近所の方。
お互いに携帯以外にもコミュニケーションが取れる手段が有ると心強いですね。
携帯は多分使い物にならないだろうし、近所との連絡だから飛距離は100mで
十分なんだから特小って災害時に結構使えるのでは?電池も長持ちするし。

これを読んだ貴方、今日から懐中電灯、緊急用ホイッスル、そして特小を枕元に
置いて寝ることにしませんか?

と、前置きがとても長くなりましたが「非常時には1chをワッチしよう!」の
広報活動として運用してきました。但し時間があまり取れずに10分程ですが。
一般の方に向けたアナウンスですから「大規模災害時にはトランシーバーの
1chを受信しましょう!」といった感じで行いました。

使用無線機はICOMのIC-4008W、ベル音を送信出来るので緊急の
送信時には好都合かな?と思いチョイス。色も出来ればオレンジが良いのですが
設定が無いので黄色で(笑)
もちろん返答は無かったのですが活動は始まったばかり。これからですね。