チェリー  KM-88

チェリーというメーカーのキットラジオ、KM-88でございます。売価が概ね4k、ただのAMラジオにしては
結構な価格。しかもキットだから製作しなくちゃならない、今時こんなモノ誰が買うのかと疑問に感じつつも
購入しちゃった訳ですが。
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子供向け教材、なので外装のクオリティなんか求めてはいけません。プラのヒケがテンコ盛りです。
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しかしながら成型は日本で行っているのかメイドインジャパンのロゴが。う~ん、4kもするのだから外装は
もっとキレイにして頂きたいものです。
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製作の途中で動作確認ポイントが有りますが、そんなものすっ飛ばして作成。はい完成!鳴った鳴ったと
喜んでおりました。そりゃ鳴って当たり前なんですがね・・・・何だか嬉しいじゃないですか。
 
で、そのまま放置して数年後に久しぶりに通電したら全然鳴らない。アレレ?ゴミになったか?と思いながら
確認するとハンダ付け不良が(笑)そう、当局はとにかくハンダ付けが下手くそ。なんかですね~ハンダが
玉になって上手くいかんのですよ。コテ先の温度が上がり過ぎという噂も有りますが道具のせいにしちゃ
ダメですよねぇ。
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という事で数ヶ所手直しをして無事に復活。感度良く鳴ってくれてますが、如何せんバリコンの動きが
渋くて凄く微妙なチューニングとなります。まぁこんなものでしょうけどね。
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下手をすれば100円ショップでラジオが買える時代、こんなキットラジオを作って喜んでいるのは多分子供の頃
ホーマーのラジオなんかを買って作った元少年かな。
 
市販のラジオで聞くのとはちょっとだけ違う音が出ちゃうのは、多分当局の調整不良でしょうけどそれがまた
楽しかったりする訳です。